3.【状態の継続】〜어/여 있다 :「〜している」
現在進行形も状態の継続も日本語では同じ「〜している」を使いますが、
韓国語ではしっかりと使い分けが必要です。
例えば、
앉아 있어(座っている)を앉고 있어とすると何度も 何度も座って立って座って立ってという動作を繰 り返していることになります。
「起きている」をよく일어나고 있다とする方がい らっしゃいますが、こちらは일어나 있다と状態の 継続にする必要があります。
つまり、一度動作をして、その状態が続いている 場合の「~している」は状態の継続にあたります ね!
■進行形との違い■
−아/어 있다そして− 고 있어요どちらも初級の参考書で でてくる文法ですよね!
「의자에 앉아 있어요」「의자에 앉고 있어요」
のニュアンスの違いはしっかり押さえれていますか?
頻出の表現なのでしっかり確認しておきましょう!
★「−아/어 있다」:ある行為の完了された状態が持続している時に使う表現
★「− 고 있어요」:動作の進行表現 となります。
つまり「의자에 앉아 있어요」の場合は、
「椅子に座る」という動作が一度完了され、 今も椅子の上に座っている状態を表します。
それに対し、
「의자에 앉고 있어요」の場合は 「座る」という動作をずっと続けている状態になりますね。
「椅子に座るという動作を繰り返している場合」もしくは
「椅子に座りつつあると途中経過」という状態を表します。
ではもう一つ分かりやすい例を見てみましょう。
★지금 가고 있어. (今行ってるよ。)
★먼저 가 있어. (先に行っといて。)
この場合も「가고 있어」は
“今まさに、目的地に向けて行っている”という動作の進行になります。
「가 있어」になると
“行って目的地にそのままいてね”という状態の持続の 表現になります。
가고 있어も가 있어も会話では頻出表現なので、
ニュアンスの使い分けもしっかり頭に入れておきましょう!
もう少しだけよく使う例を挙げておきます。
・불이 켜져 있어요. 電気が付いている。(電気が付いている状態を表す)
・불을 켜고 있어요. 電気を付けています。(付けるという動作を行っている途中にあり、 動作は終わっていない:動作の進行)
・자리에서 일어서 있었어요.席から立っている。 (立つという動作は終わり立っている状態が持続している)
・자리에서 일어서고 있었어요. 席から立っている。(立つという動作がまだ終わってない:動作の進行)
・그림이 걸려 있다 絵がかかっている
・그림을 걸고 있다 (今まさに)絵をかけている
よく使う「−아 있다/−어 있다」の例も挙げておきます!
座っている乗客 →앉아 있는 승객
記憶に残っています。 →기억에 남아 있어요.
中国に行っています。 →중국에 가 있어요.
花が咲いています。 →꽃이 피어 있어요.
立っている人 →서 있는 사람
ベッドに横たわっています。 →침대에 누워있어.
雨が降って濡れています。→비가 와서 젖어 있어요.
남아 있어や누워있어も本当に会話で良く出てくる表現なので
この例文のまま覚えてしまってもいいと思います!
《間違ってはいけない例》
(例)ソウルに住んでいる
서울에서 살아 있다(X)
서울에서 살고 있다(O)
★살아 있다は死なないでまだ生きてる状態を表すのに対し
살고 있다は住み続けている、意味になる。
1.絵がかかっていますね。 2.財布にお金が入ってるね。 3.書かれていますね。 4.あそこにバスが止まってます。