文法は、
単語と単語を繋いで、
感情や意味を付け加えながら
正確に言いたいことを表すために必要になってくる知識です。
文法を多く知っていると
あなたが言いたいこと、あなたの感情を正確に
ネイティブに伝えられるようになります。
逆に、
ルールだけ知ってしても、
ニュアンスや使い方が間違っていれば、
それは意味がないことになってしまいます。
ここでは
会話力を上げることに特化した文法の勉強法について
まずは基礎を完成させることを目的とした
勉強法についてお話ししていきます。
知りたい表現を決めて、
インターネットなどを使い、文を完成させていく!
ポイント1 文法は例文で学ぶ!ルールは後付け要素である。
ポイント2 インターネットの検索をうまく活用する。
ポイント1 文法は例文で学ぶ!ルールは後付け要素である。
みなさん文法の勉強でつまずいてしまう原因は
ルールを細かく覚えてから、
文を組み立てようとすることにあります。
まずは文法の勉強の捉え方から変えていきましょう!
はっきり言ってしまうと、
あなたが短いフレーズをたくさん覚えていけさえすれば
文法を知らなくても会話はできますよね。
あなたが日本語を小さいことから
使ってきて
日本語の文法を意識したことはありますか?
ほとんどの方は意識していないと思います。
では私たちはどうやって
文法を学んできたのでしょうか?
お母さんやお父さん、周りの大人たちの
話している言葉を聞き、
真似して、
失敗したら大人たちが正しい表現に直してくれる
と言う流れを繰り返し、
自然に身につけてきましたよね!
外国語の勉強でも同様に
自然と覚えていける流れを作っていく必要があります。
文法書を開いていきなりルールから
始めてしまうと、
ルールを覚えることに必死になり、
実際の使い方とリンクできなくなり、
ルールは知っているけど正しく使えない人に
なってしまいます。
ここにきてくださった皆さんに
意識していただきたいのは、
「文法は例文や実際に使われているフレーズで学ぶ」
ということです。
皆さんのルールを覚えてから、
例文をチェックするという外国人の考え方を
ひっくり返して、
いきなり実際に米ティブが使っている表現や
例文などをたくさんみてみて下さい。
そして使えるようになっている自分を想像しながら、
使えそうな表現があればノートにたくさん
書き出してみましょう!
そうすると、
自然と例文を見ながら
時制によって文法も少しずつ形が変わっていたり、
疑問点というのが生まれてくるはずです。
その疑問点を潰すために、
文法、つまりルールを使えばいいのです。
ここで初めてルールの勉強に入ります。
つまり、
自分で実際に疑問を持てる状態になってから
ルールで確認をするのです。
文法を一つ一つ
チェックするように暗記していくのではなく、実際に使ってみる想定で勉強を始めてから、
疑問点が出てきたら、
細かいルールを確認していく流れで進めていきます。ある表現を勉強していて、たくさん例文を見ながら
ルールを知らなくてもあなたが疑問に思う部分がないというのであれば、
あるルールを知らなくてもその文法を使えるのであれば、
そのルールは今あなたがその文法を使うにあたって、
必要ないことになりますね。
疑問が出てきた時に
後から学べばいいのです。
「今あなたが何を言えるようになりたいのか」
「今あなたが今、疑問に思うことはなんなのか」
ここにフォーカスを当てて勉強していくことが
効率よく、かつ、継続しやすく文法を学んでいくためのコツになります。
ポイント2 インターネットの検索をうまく活用する
「あなたが言いたいことを見つける」
「あなたが使いたい表現を見つける」
これが決まったら
早速インターネットで調べていきます。
ここで注意していただきたいのは、
検索の際には辞書や翻訳器ではなく、
インターネットの検索エンジンを使用していただきたいと
いうことです。
インターネットを活用し、
使えそうな文法を探していきます。
使いたい文法が決まったら、
その文法の仕組みをざっくりと勉強していきましょう。
先ほどルールからではなく、
例文から勉強するようにというお話をしてきましたが、
まずは例文をたくさんみて
ネイティブがどんなふうに、
その文法を使っているのかを詳しくみていくのです。
すると大体使い方やニュアンスが
掴めてくるはずです。
そしてたくさんの例文に触れながら疑問点が出てくれば、
文法のルールを確認しながら、
自分の中の疑問を一つ一つ丁寧に解消していってあげます。
そして、
大体文法の使い方の感覚が掴めてきたところで、
先ほど自分が最初に考えた
「使ってみたい表現」を韓国語に直してみるのです。
するとどうでしょうか?
ただルールを学んで
いくつか例文を見ているだけの普段の勉強よりも
数十倍実践的で、印象に残る記憶に定着しやすい勉強が
できていると思いませんか?
勉強のやり方の工夫一つで、
暗記力は大きく変わってきますし、
理解の深さも差が大きく出てきます。
ひたすらこの流れを繰り返していったり、
普段見ているVLIVEやYOUTUBEに出てきた文法で
この勉強法を実施してみるなど活用の幅も無限大です。
またこのように、
「自分が使えるようになりたい表現」を探していく学習では、
一つ表現を探せば、
芋づる式に言いたいこと知りたい内容が出てきます。
つまり自然に「知りたい!」という状況に
思考回路へ持っていけるので、
勉強に飽きることなく勉強を続けられます。
今まで楽しくない勉強を頑張って続けてきたというあなたも、
今日から楽しみながら勉強できるはずです。
ここで一つ独学で進める皆さんは
注意点があります!
調べる時に翻訳機を使ってしまったり、
そもそも調べた例文が自然でない表現であったりすると
間違った知識や不自然な表現ばかりを
覚えてしまうきっかけになりかねません。
添削を受けれる皆さんは添削もどんどん活用していきましょう。
独学の人はインターネットの活用の仕方を工夫したりすることで
ミスが防げてくるので、
調べ方の工夫は正確な学習への鍵になってきます。